税理士に聞いた今から出来る簡単な相続対策

相続には様々な手続きが必要になります。
どんな手続きが必須になるのかはその家庭ごとのケースバイケースですが、その手続き種類は公共料金等の名義変更解約手続きをあわせるとなんと６０種類以上！
しかも手続きの中には期限が設けられているもの、失敗したら取り返しのつかないものまで存在します。

しかし相続の発生、それはつまり親族の死亡が前提にありますから、葬儀やら何やらで精神的にも肉体的にも辛い時期に並行して手続きを行わなければならなくなります。
相続の手続きで一番面倒なのが、手続きによって相談や依頼する専門家が異なることです。
場合によっては何か所も相談のために異なる専門家の元へ出向かなければならなくなります。
不動産登記に関してなら司法書士ですし、相続税に関してなら税理士、遺産分割協議書の作成や調停など争いがある場合は弁護士、行政書士などに相談しなければなりません。

生前に出来る対策は色々ありますが、税理士や司法書士、弁護士などの専門家を予め決めておくことも、とても重要な相続対策の一環なのではないでしょうか。